2006年 03月 21日
あまり心に沁むので踊ってしまった。 |
だってすっごいうれしくて踊らずにはいられなかったのだもの!
今日友人からとびきりのプレゼントが届いたのです。
あ~やっぱそうなんだなあ、そうなのだよねえ・・
心に本当に沁みた曲というものは、何年経っても心に沁みる・・・
錆びたりなんてちっともしないわけなのですよね・・・しんみり。
そうプレゼントは一枚のCD。
バートンクレーン作品集
いただきました、ああうれしや、ありがとううう!
バートンさんは昭和の初期、
日本語で歌った録音を日本に多数残した米国人歌手です。
バートンさんの歌いまわしや歌詞の一語一句にまで魅了され
骨董市でSP盤を購入、蓄音機の前でじっと聴き入ったものでした。
おそらく、バートンさんを聴いてそこまで感じる人は
そう多くはないかもしれません。
それは帯にありますとおりです。
「コミックソングの元祖」
バートンさんの曲はコミックソングです、
それを少しも超越しもしないしそれ以外の何ものでもない。
彼の歌う曲の7割は、テーマ「酒」。
あと「おなご」です。
たどたどしい日本語で「日本の酒とおなご」について歌うアメリカ人の曲。
想像するだけでもその「コミック感」を感じていただけると思います。
※今日はもー、バートンさんのことしか頭にないので
退屈な方は読み飛ばしてください、長いし。書きたいだけなので(笑)
バートンさんはこんな歌詞を絶妙に陽気に歌い上げてくれます。
◆「おいおいのぶ子さん」◆
酒と女とは一番よいものだ
コレさえ手に入れりゃ 現世の娯楽だ
まだ若いときには ラバーさんを探し
体が丈夫なら ビールうんと飲むさ
おいおいのぶ子さん ビールをくれ給え
おいおいすみ子さん ここにかけ給え
若い日は二度と来ない 機会を捕えよ
死んだらばどうにもならん だから飲みましょう!
◆「家へかえりたい」◆
家へ帰りたい 野心がありません
頭が痛い お腹が大変
僕の考え 何も出来ません
それから じき 行きましょう 又来年
◆「酒が飲みたい」◆
水はとてもおいしいが
酒飲めば 僕楽しい
万歳!乾杯! 養老の瀧が飲みたい
もしなければ スットコドッコイ
酒飲め酒飲めよ~
◆「威張って歩け」◆
減俸されたって飲みなさい 飲みなさい
残らず引かれるわけじゃなしさ
泣いて暮らすはいけませんよ
笑って暮らす ベーリーグッドよ!
威張って歩きなさい
ね。酒、酒、おなご、酒、おなご(笑)
別に私が大酒のみで、そうだよ飲んじゃえばいいのだよとか
同感してるとかいう、そういう単純なことじゃないんです。
このなんともいえない緩さとキレイ事なしのあきらめっぷりとリアル感。
いや~心地がいい、たまらんです。
これがカスカスの荒録音で心地よい音楽に乗り
片言の日本語で流れてくるわけですから。
もう私にとっての刺激物の集合体みたいなものが含まれているんでしょうね。
そういう歌とかってありませんか?
*
バートンさんを聞きながら
パッキングついでにCDを整理していたら
私にとっての黄金CDが2枚も出てきた。
誰にもわかってもらえないかもしれないが
私の中の何かを、
何年いやきっと何十年経ってもブルブルさせてくれる
本当に貴重なCDたち、バートンさんその仲間いりしました♪
by maxumi
| 2006-03-21 09:39
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